【微妙なニュアンスの違いがわかるか…!?】~考えているところが似ている~コインの7とカップの4のちがい
養成講座の生徒さんから、「カップの4とコインの7の違いがイマイチわかりにくい・・・」とのご質問を受けましたので、今回はカップの4とコインの7の違いを解説したいと思います!同じような疑問を抱いている方は、ぜひご参考にしてくださいね♪
カップの4とコインの7の大きな違いについて
まず注目するべきは「カップ」と「コイン」の特徴についてです。
カップは「愛情・共感・思いやり・心で感じる事」と言う部分を司るスートですが、一方コインは「物質・地位・安定・お金」を司るスート。まずはこの時点でかなりの違いが出てきますね。
ではさらに「4」と「7」で比べてみるとこうなります。
「4」は皇帝をイメージするとわかりやすいのですが、安定を示す数字です。一方「7」は戦車のように「飛躍」を表す数字となっています。
つまり、カップの4は「安定」が前提としてあって、その上で「どうしようかなぁ?」と考えている状態です。
一方、コインの7は「飛躍」が前提としてある。ということは、その前段階である程度の材料はすでに揃っている状態なのだという事です。そこからさらに飛躍させるために、さらに考えあぐねている状態・・・。これがコインの7なのです。
それぞれのカードをイメージするとこうなる!
じゃあ、それぞれのカードを具体的にイメージしてみましょう。
カップの4のイメージは・・・
夫の給料で生活していける専業主婦、A子。
刺激や日々の潤いを求めて働こうとふと考える・・・。だがしかし、そこに待ち受けているであろう様々な葛藤(例えば年下が上司になるとか。)を考えると、なかなか動き出せずにいる。でも、刺激は欲しいのであーる。
と言う感じで、「平和で安定している状態があって、その上で何か刺激を得たいとか、動こうかと考えている状態」です。
差し迫って困っている感じは全くありませんし、平和で安定しているので、なかなか動きません。腰はかなり重たいです。もしも「4」を抜け出して「5」を目指したら「摩擦や葛藤」が待ち受けているので、本人もなかなか動きたがりません。
で、コインの7のイメージは・・・
なかなか頑張っても特別な成果を出せないシゲオ。そんなシゲオは、他社と差別化を図り大きな利益を出すためにどうすれば良いかを考えているのであーる。
と言う感じで「すでに一定の成果は出ているのだけど、もっと知名度を上げたり利益を上げるためにどうしたら良いか?を考えている状態」です。
基本のモノはすでに出来上がっています。ですがその状態に満足をしていないため、「もっと何とかしてみたい(飛躍したい)」と考えるのです。
まとめ 微妙なニュアンスを見分けるには・・・
小アルカナは日常においての細かな出来事を、微妙なニュアンスで教えてくれています。
このニュアンスの違いを間違えると、例え占っていることが当たっていてもクライアント様には「そうじゃない」と捉えられたり、納得していただけない事も多々あるのです。
占い師側は、この各スートの特性や数字の違いをしっかり把握する必要があります。
養成講座の生徒さんに関しては、小アルカナについて私が語っている動画がありますので、それを元に表を自分で作成して考察してみて下さいね!
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