【フカヨミ・タロット】ソードの7
養成講座の生徒さん達にも、かなりの確率で苦手意識を持たれるソードの7。ソードの7はタロットの本のキーワードによく「卑怯者」「ズルい」「騙す」などと書かれているからでしょう・・・。
今回は、そんなソードの7についてもっと深く読めるように解説していきたいと思います。気になる方は読んでみてくださいね♪
目次
実は卑怯者なんかじゃない!?ソードの7の本当の姿
キーワードには確かに「周りを出し抜く・ずる賢い・欺く・逃げ出す」などいった記述がありますが、タロット占いを極めたいならば表面的な言葉(キーワード)だけを受け取らない事が重要です。
表面的なキーワードだけを受け取ってしまうと、占い手の主観が入ります。タロット占いをするには、主観を極力外さなければいけません。その主観を入れずにしっかりと読み解くには、なぜそのキーワードになったか?という理由をきちんと考えなければいけないのです。
ソードの7の場合、「自分が飛躍するために知恵を使う」というのが本来の捉え方になります。なので、そうした行動をした結果、周りを出し抜いたように見えたり、ずる賢く見られたり、欺いているように見られるのです。
逃げ出すのだって、本人がその方が良いと思ったから逃げ出してるだけ。基本的にソードの7が単体で出ていた場合は、相手を苦しめようとか貶めようという気持ちはあまりありませんが、たまに悪意があることも。どのカードと一緒に出ているか?で悪意の有無は見抜くことはできます。
ソードの7のアドバイスをシュチュエーションで分けるとこうなる。
わかりやすく、仕事と人間関係で分けてみましょう。
仕事(起業など)の場合
仕事や起業のアドバイスなどでソードの7が出た場合は「他の人よりも抜きんでるために知恵を使え」となります。例えばホットペッパーを利用したり、専門家にブログを作成してもらったり、目的に沿う専門家にアドバイスをもらったり、他社との差別化を図ったり・・・・
実はこれも、ソードの7的行動です。どうですか?ズルくないですよね?
具体的にイメージできましたか?よりたくさんの人に見てもらう為、来てもらう為には頭を使う必要があります。それを示唆しているのが、この場合のソードの7なのです。
起業ではなくて、会社員の人に仕事のアドバイスとして出た場合も「上手くやっている人を真似しなさい」とか「まわりを出し抜く策を考えなさい。」となります。
そう。成果を出している人、営業成績を上げている人は「周りと違う何か」を自ら考え実践しています。だから飛躍するのです。
人間関係に出た場合
人間関係に出現した場合で、例えば好きな人に自分を良く見せたくてぶりっ子したり、誰かより自分を良く見せようとしてちょろっと陰口を流したり・・・。軽めのマウンティングもそうかも。ただ、ソードの5が一緒に出ていなければ、悪意はありません。かわいいもんです。
他には、今まで横並びでずっといたのに、いきなり飛びぬけちゃう人。そんな時もこのソードの7に該当します。
ちょっと余談ですが、先日とても素敵なご感想を頂きました。
その時の記事はこちら▶声に出して、自分を認めよう!褒めよう!
一昔前までは、謙遜が美徳で我慢が普通でした。でも、今は謙遜や我慢はNGで、素直にありのままに生きよう!という風潮になっています。そんな中、今までのやり方を変えるのには抵抗があると思いますが、勇気を出して最先端のやり方を取り入れるのも、ある意味ソードの7と同じなのです。
だってそうすることで、同年代の人達よりも先にビュンと進むことができるのですから。
そう。法に触れるのは確かにNGですが、大丈夫なラインでならいくら知恵を使ったって良いのです。飛躍するために知恵を使うという行動は「自分は成果を掴みに行こうという意思がある」と言う事の裏返しでもあるので、現実化もしやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
差別化を図ったり、もっと成長・飛躍するために知恵を使う事、周りの人達よりも抜きんでることは「悪」ではありません。そういう風にニュートラルな視点を取り入れることで、もっとリーディングの幅は拡がりますよ♪
抜け駆けにたいして嫌悪感を抱く人や、みんなと同じじゃなきゃダメ!と思っている方は、どうしてもソードの7的考えは理解しがたく、読みづらいかもしれません。でも、そんな自分にソードの7が出た時は、ぜひ「みんなより一歩も二歩も前に進める行動」を勇気を出して取ってみましょう!
方法がわからないときは、上手くやっている人や成功者、効率の良い方法を知っている人に頼るのも◎!そうすると「本当にこんな風にやって良いんだ!」という事もわかるはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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