【タロットカードを数字で覚えよう】小アルカナ「4」の意味

小アルカナ「3」で前に進んだら、今度は流れが止まります。
人は、進んでばかりではいられません。どこかで必ず立ち止まることが必要になります。
それをうまく表現しているのが小アルカナの「4」です。
ではワンド・ソード・カップ・コイン・・・それぞれの「4」を見てみましょう♪
目次
小アルカナ「4」の共通点
「4」は「3」で前進してから、一度立ち止まることを示しています。
大アルカナの「4」の皇帝も椅子に座って凛としていますね。
皇帝のキーワードは「実行力・指導力・統率力」となりますが
これも今までの自分のフィールド内で指揮を執るという意味なのです。
もっと前へどんどん進め!というのではなくて
今をより良くするために・・・という印象でしょうか。
小アルカナも、それぞれ
「今をもっと良くするために、これからもっと良くなるために」一度立ち止まります。
ワンドなら、ひたすら進んで疲れた体を休め、これからもっと活躍するために
ソードなら、思考しすぎて疲れた頭を休め、これからに備えるために
カップなら、今よりもっといろんな楽しみを見出すために
コインなら、今よりもっと物質や安定を手にするために
というような感じです。
ワンドの4の場合
ワンドの力の、野心や情熱を持ってひたすら前に進んだら
一度心安らげる場所で楽しい時間を過ごしたり
リフレッシュすることが必要となります。
自分を温か書く迎え入れてくれる存在や場所が、必ずあるという事
または、作る必要があるという事をワンドの4は教えてくれています。
まずは、そこで体を休め、楽しみ
そして、また社会に出て活躍するのです。
なのでキーワードは
「楽しみ・喜び・地元・田舎・パーティー」となります。
英気を養うという事は、社会に出る上でとても大切な事。
そしてワンドは人の中に入っていくことや、社会に参加するという事と同じなので
いかにワンドの4的な場所を作れるか?と言うのがテーマでもあります。
居心地の良い場所を作る・・・。
トラブルを起こさず、みんながそれぞれに心地よく過ごせる場所・仲間。
一度止まって、そういうことを大事にしましょうという事ですね^^
逆位置の場合も、さほど意味は変わりません。
ですが、他のカードの出方によっては意味が強まったり弱まったりもします。
なので、しっかりと周りのカードを見てくださいね!
ソードの4の場合
ソードの3で傷つきながらも進んだら、今度はやはり休息が必要になります。
考えすぎて疲れた頭を一度休ませます。
なのでキーワードでは
「小休止・意識して休む・思考停止・一時休戦」となります。
思考というのは、意識して休ませないと
ノンストップで考え事をしてしまいますね。
なので、意識して頭を休めるという事が
これからの人生において、今は大切ですよ・・という事を教えてくれています。
で、ソードの4が逆位置になると、
止まっていることは確かなのですが、その「お休み」が長引いてしまったり
動き出すことをためらってしまって、時期を逃してしまったり
または、そろそろ起きだして活動を再開する・・・という場合があります。
なのでキーワードでは
「動き出す時期を見失う・休みが長引く・少しずつ動き出す・起き上がる」
という風になります。
キーワードに「病気」というのもあるのが、このソードの4じゃ。
考えたいことはもっとあるだろうが、一度養生しないといかん。
強制終了になったら困るしのう。
カップの4の場合
カップの3でご縁が広がったら、今度はそこにマンネリを感じるのがこのカップの4です。
人と言うのは欲張りなもので、満たされたらつまらないと感じてしまう面があります。
このカップの4はマンネリを感じつつも動こうとはしません。
すぐそこに気づきが迫っているにも関わらず、気づいてないんですね。
なまじ恵まれていると、人は腰が重くなるのかもしれません。
なのでキーワードでは
「マンネリ感・つまらない・飽きる・欠乏感・変化を待つ」
という風になります。
カップの4が逆位置になると、そろそろ本人が動き出します。
なのでキーワードでは
「可能性に気づく・閃く・動き出す」という風になります。
イラストに出てくるカップを持った手が、誰かの助けであることも
示しているときがあります。
後は、負のスパイラルに入ってしまって
動けなくなってるときも出ますよ^^
ソードやワンドのように休みが必要という事ではない。
贅沢なことに、今の状況に不満を感じてのストップという感じじゃ。
動こうと思えばいつでも動ける状態。ヒントはいつでもすぐそばにあるんじゃ。
「自分で動かない」っつーことだな。ちょっと恥ずかしいな。
コインの4の場合
コインの3で発展し、形になると
人はそれをなぜか、守ろうとしてしまいます。
コインの4のイラストには、頭・手・足の部分にコインがあります。
これは、知識も物質も立場も手放したくないという気持ちの表れです。
なのでキーワードでは
「保守的・物質主義・手放したくない・損したくない」という風になります。
で、実際に物質やお金を所有しているときもありますが
基本的には守りたい、手放したくない・・・
そういう気持ちがあるということは忘れないでくださいね^^
で、逆位置になるとその気持ちがより強まります。
なので「物質や利益への執着・頑固・手放したくない」
という風になります。強まるからこそ、逆に浪費することもあります。
でも本来、物質やお金と言うのは
守りに入りすぎると上手く循環しないもの。
なので、次のステージへ進むためにも、ある程度守り
大切さをかみしめながら意固地にならないように力を緩めていくことが大事です。
【タロットカードを数字で覚えよう!】小アルカナ「4」の意味 まとめ
いかがでしたでしょうか?
ずっと突っ走っていたい!と言う人には、「4」のカードは少々物足りないかもしれません。
発展を願っている時なら、なおさら。
ですが、一度立ち止まる事にも必ず意味があります。
そこで学べることがあります。
だから、「4」というカードが存在するのでしょうね。
人生模様のようで、本当に面白いですね^^
しっかりと気づきに変えて、次の「5」へとつなげていきましょう♪
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