【タロットカードを数字で覚えよう!】小アルカナ・エースの意味
タロットカードの小アルカナには1~10の数字が割り当てられています。
この数字には、それぞれ意味と共通点があるということを、ご存知でしょうか?
今回は、数字という視点で小アルカナを捉え、解説していこうと思います。
目次
小アルカナ エースの共通点
エースとは、「物事の始まり、スタート」を意味します。どの小アルカナも同じです。
そして、大アルカナの1・魔術師とも関連があります。
これらの共通点は、スタートというだけではなく
これからどうなるわからない・・・というところも共通です。
ただ「1」以外の、どのカードとも違うのは、スタートなだけに「勢い」があるということ。
そして、そのスタートのチャンスが降ってくるということです。
ワンドなら、やる気や直感、情熱からなるスタート。
ソードなら、信念、知性からなるスタート。
カップなら、感情・センス・ハートからくるスタート。
コインなら、物質・お金・形からくるスタート。
それぞれのスートによって、何のスタートか?というのは異なります。
ワンドのエースの場合
ワンドというのは、「自分が認められるため」に、社会や人の為に役に立とうという情熱や、やる気を示します。
なのでワンドが出た場合は、「承認欲求」がまずあるのです。
そして、そこから何かがスタートする・・・ということなんですね。
認められたい、役に立ちたいと思うとき、人はアイデアや直感が降りてきます。
その直感を活かし、スタートするのでとても勢いがあります。
ワンドは「火」の象徴ですしね。人も、情熱の炎がつくと、すさまじい行動力を示します。
だから、ワンドエースのキーワードは「情熱・直感・やる気・無から有を生み出す」みたいになるんですよね。
他のエースたちと違うのは、「認められるため・役に立つため」という動機です。
ソードのエースの場合
ソードというのは、「信念」が必ず入っています。
信念というのは『それが正しいと深く信じている心』の事。
それが世間的に間違っていたとしても
たとえ人から嫌われたとしても、信じていること・・・それが信念です。
なので、ソードのエースの場合は、信念によるスタートということなので
キーワードでは「強い意志・情に流されない・決断・切り開く・方向性が見つかる」となります。
全てにおいて、覚悟がついています。
強い意志なしでは、このスタートは切れません。
スタートを切った後、どうなるかは本人の行動次第ですが
覚悟を決めたスタートですので、結果的に物事は良い方向に進むことが多いですね。
カップのエースの場合
カップのエースの場合は、心の潤い・ときめきがスタートの始まりとなっています。
心がワクワク・ウキウキすることが降りてきます。
なので、キーワードでは「愛の始まり・好きなことが見つかる・感動する」といった語句が並ぶんですね。
で、これもスタートですから、そこからどう発展するかは不明です。
ですが、心が高揚することは間違いありません。
心に響くことというのは、自分がハートで感じる事。
もしもカップのエースが出たら、少し流れに身を任せ、心の状態に耳を傾けると良いでしょう。
心に耳を傾けるということができないと、チャンスを逃すこともあります。
コインのエースの場合
コインのエースの場合は、実際にお金や物質的チャンスが回ってくることが多いです。
でもここでも、あくまでもスタート。
なのでそのチャンスを活かせるかどうかは、その人次第となります。
なのでキーワードでも「目に見える形が成果として現れる・チャンスを掴む・安定しスタートが訪れる・努力が実を結ぶ」となります。
エースのここが面白い!エース達の最大の共通点とは・・・
これらのカードに共通しているのは
皆、雲から右手が出て「ワンド・ソード・カップ・コイン」を持っているということです。
雲は、直感や高次から降りてくるひらめき。右手は顕在意識となります。
直感やひらめき・運任せだけではなくて
自分で「このスタートをきる!」とか「チャンスを掴む!」という意識が
必要不可欠だということを教えてくれているんですね。
なので、エースが出たら
ひとまず「何かが始まる」ことは間違いないので
そのスタートのエネルギーを活かして、どんどんミラクル・シンクロを起こしていってくださいね♪
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