タロット的 罪悪感の仕組みと卒業方法
罪悪感とは「罪を犯した・悪いことをしたと」いう気持ちの事である。Wikipediaより
あんなこと言わなきゃ良かった。
あんなメール送らなきゃ良かった。
あんなことしなきゃ良かった。
傷つけてしまった。
期待に応えられなかった。
嫌な思いをさせてしまった。
私だけ幸せになってしまって申し訳ない。
今回は、「今」誰にも責められていないのに脳内で過去を反芻させてしまったり、相手の気持ちを予想して胸を痛めたりしてしまう「罪悪感」の仕組みと解決方法についてタロットと共に語りたいと思います。気になる方は読んでみてね♪
目次
罪悪感を感じている時に出るカードはこれだ!
倒れたカップを見て、打ちひしがれている男性。罪悪感を感じている時は、この倒れたカップを見て
と、後悔しているのです。
でもね、よく見るとわかる通り、倒れているのはカップ3つだけ。後ろに2つ残っています。この後ろのカップたちは、実はとても大切な事を教えてくれているのです。
罪悪感を感じている時の、相手方の真実
そう、実は自分が罪悪感を感じている時は大体、相手は「普通に幸せに過ごしている」のです。
※『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』はとても面白いのでお勧めです^^これは非常に的を得ていますし、まさしくカップの5の後ろのカップたちの状況と同じでもあるのです。
パフェとか食べていなくても、他の人と楽しく過ごしたり趣味に没頭している人もいます。つまり、自分が心配しなくても、相手は100%「あなたが想像しているように過ごしていない。」のです。
罪悪感の正体
罪悪感とは、冒頭で述べた通り「罪を犯した・悪いことをしたと」いう気持ちの事なのですが、もっと詳しく言うと「自分が勝手に」罪を犯した、悪いことをしたと思ってしまう気持ちの事と言う意味でもあるのです。
確かに、もっと別な方法があったかもしれません。相手の期待に沿うような行動が適切だったかもしれません。でも、その時はきっとそれしか思いつかなかったし、それしかできなかったのではないでしょうか?
そして、その時お相手は、苦言を呈したかもしれないし、スルーしてくれたかもしれないし、受け入れてくれたかもしれないけど、どちらにせよ何にせよ、どんな形にせよ「とりあえず受け止めてくれた」というのが揺るぎのない事実ですよね。
なので、そこを一旦受け入れるというのがまず最初にやるべきことになります。
実は「罪悪感」は「自己中」の仲間だった。
必要以上に罪悪感を抱えるという行動は、実は「自己中」の仲間であると私は考えます。
自己中心性とは・・・自分と他人が区別できない事。自分以外の視点を正確に想定・理解することができないことである。Wikipediaより参照
相手が怒っているのではないか?とか、悲しんでいるのではないか?と心配してしまうのも、自分が勝手に「そうなんじゃないか」と捉えて決めつけているだけですよね。
実際に「ちょっとムカついた」って言ってるんだから、やっぱり予想は当たっていたって事じゃないんですか!?
相手を本当に大切に思うなら、この言葉を言おう!
相手がどういう対応をしたにせよ、「受け入れてくれた」と言う事が揺るぎのない客観的な事実なのです。だって、あなたは今普通に生きているでしょ?暖かい家にいるでしょう?その時点でまず「自分は何をしでかしたとしても、存在することを許されている」ことの証でもあるのです。
なので、もしも会えた時には「この前はありがとう!楽しかった!」と伝えてあげて下さい。「ごめんね」や「申し訳ない」は相手から注意された時と、本当に悪いことをした時(物を壊した、汚した等)に言うだけで良いのです。
罪悪感は敵をつくる。
罪悪感は「罪を犯した・悪いことをした」と言う意識の事ですね。と言う事は、その意識を持っている限り「被害に遭った、嫌な事をされた」という人を生み出してしまうのです。
よくね、挨拶がわりに「ごめんね」「すいません」を多用する人が居ますが、本人は気を使って自分を下に置いて、ある意味低姿勢で過ごしているのだと思いますが、あれは大NGです。そうやっている限り、好かれもしないし、嫌な目に遭う率も高くなります。
本人は「こんなに低姿勢でいるのにどうして!?」と思うのでしょうが、言葉の中に「私は被害者、あなたは加害者」という意図が紛れ込んでしまっているので、相手を無意識に怒らせてしまうのです。
罪悪感を卒業する方法
罪悪感を卒業するためには、まず「自分が自分を裁いている」「自分が一番自分を許していない」と言う事に気づくことが大切です。「相手が」ではなく「自分が」なのです。
あんなこと言う自分なんて最低。
あんなメール送る自分はあり得ない。
あんなことした自分は存在価値がない。
自分は相手を傷つける存在だ。
我慢をして相手に合わせなければいけない。
自分はともかく、相手に嫌な思いをさせてはいけない。
私だけ幸せになってはいけない。
・・・こんな風に、自分の事を評価し、規制しているという事に気づきましょう。もしこんなことを、自分の大切な人が誰かから言われていたらどう思いますか?きっと「そんな酷いことを言うな!」と怒りますよね。でも同じことを、実は自分にしているのです。
なので、「あぁ、私って実は自分に対してこんなことを思ってるんだなぁ・・・」と受け止めたら、今度はこれらをひとつずつひっくり返していってくださいね。
あんなこと言う自分でも、許そう。
あんなメール送る自分でも、許そう。
あんなことした自分でも、ま、いいか!
相手を傷つけることもあるよね。しかたない。
我慢をして相手に合わせなくても良い。
嫌な事はしっかりと断ろう。
自分から幸せになって、そのあとにシェアしよう!
みたいな感じですね^^こうやって、習慣づくまで気を付けて過ごしてみれば、罪悪感から卒業することができます。心のブロックを取るのと同じ方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?これに気づかないと、結構エンドレスで罪悪感と戦い続けることになります。不毛な戦いです(^^;
相手の事は、相手に任せる。相手を信頼して後は自分に集中する!するべき事は「相手への対処法を学ぶ事」ではなくて「自分が自分をどう評価しているか?」と言う事に気づいて修正する事と「そっとしておいてくれた相手の優しさへの感謝を持つ事」なのです。
罪悪感は自分が生み出したもの。だからこそ、自分を見つめれば消えていきます。相手はいつだって関係ない。カップの5はそういう事も教えてくれます。
罪悪感を抱えていて辛い方は、是非考え方の一つとしてご参考にしてみてくださいね!
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