【2024年決定版】タロットカードの意味を楽しく覚える！　『吊られた男』編　恋愛、仕事、人物像、人間関係、相手の気持ち、アドバイスを解説

タロットカード　吊られた男とは

 

吊られた男とは、自分を犠牲にしたり身動きできない状況に置きながらも、それを乗り越えて大切な気づきを得るというカードです。

 

 

今回は、我慢＝悪だと思っている方は「吊られた男は嫌なカード」と捉えがちな、つらおについての解説です。

 

吊られた男の世界観

 

身動きが取れない状況に、自ら身を置いています。拘束されていますので自由には動けませんが、  思考を使って工夫をすることの大切さを  示唆しています。試練や忍耐・自己犠牲の精神も表しているカードです。

 

吊られた男のカードから読みとれる世界

 

自ら進んで吊られたこの男性は、無償の愛から来る自己犠牲と奉仕の精神を持っています。男性の顔は、余裕があるように見えます。その理由は、誰かから強制されたことでは無いことを示し、自ら自分が犠牲になり耐え抜く事で救われる誰かがいる事を物語ってもいるのです。

 

吊られた男は身動きこそできないものの、頭に後光がさしています。この光は悟りの光。これは、どんな苦境に立たされて、身動きができなくても「頭を使って何かを考えたり、工夫をすることはできるのだ」とい言うことを教えてくれているのです。

 

今の犠牲は無駄ではないという証拠に、草が芽吹いています。今この時をしのいだら、吊られた男はすぐに歩けるように靴を履いています。今のこの状態だからこそできる事を、彼は考えているのです。

 

 

吊られた男が正位置で出た場合の意味

 

吊られた男が正位置で出た場合の意味は

「犠牲・忍耐・奉仕・障害・困難・ボランティア」

という風になります。

 

ネガティブなワードが並びますが

「自分から進んでこの状態を選んでいる」と言う事と

「ここから得られるものが、必ずある」と言いう事ですので

安心してくださいね！

 

 

吊られた男が逆位置で出た場合の意味

 

そもそもの吊られた男の世界観は変わりません。

「身動きが自由に取れない状況の中、大きな気づきがある。」ということを示します。

 

ただし逆位置の場合はなんらかの偏りがありますが、その状態から抜けるという場合もあります。

なので

 

• どうして自分ばかりこんな目に遭わなきゃいけないのだ、と不満が出る。
• 努力が報われない。努力をしているつもり。状況にただ、甘んじている。
• 閃くことや、悟りを得ることで動き出す。
• 困難から抜け出す

 

という風になります。

どういう風になるのかは、しっかりと周りのカードを見て判断してくださいね！

 

 

吊られた男が逆位置で出た場合のアドバイス方法

 

• 身動きが取れないことを、プラスに変えるにはどうしたらいいか？
• この困難は、どういう意味をもたらすのか？
• どうして今一歩、頑張る気持ちが出ないのか？
• 周りの為になっているか？

 

などを考えると、解決やアドバイスの糸口が見つかります。

 

吊られた男が出たときの人物像、印象、外見

 

吊られた男が出たときの人物像、印象、外見としては、「非常に我慢強い人」「めちゃくちゃ優しい人」「悟りを開いているような人」となります。相手の為に尽くす気持ちが強い人ですので、後光がさしているようにも見えるでしょう。

 

逆位置の場合は「自分で進んで我慢している癖に不満を漏らす人」「私ばっかり…が口癖の人」「ドM体質の人」となります。見た目は幸薄なイメージです。

 

 

恋愛、結婚を占う時に吊られた男が出た場合

 

恋愛、結婚を占う時に吊られた男が出た場合は、相手に尽くす形になるでしょう。正位置の場合は

という感じです。尽くす事に無償の喜びを感じます。

 

逆位置の場合は、相手に尽くしてボロボロになる場合が多いですのでご注意を。尽くしすぎてしまう事は、愛ではありません。ダメンズメーカーにも吊られた男が良く出現します。尽くしすぎる事で相手をダメな男にしてしまうのです。また、片思いの恋愛ばかりしてしまう人にも多いでしょう。

 

 

仕事を占う時に吊られた男が出た場合

 

仕事を占う時に吊られた男が出た場合、「ボランティア」や「人に奉仕するような仕事」「拘束が激しい職場」を示します。ブラック企業もここに含まれるでしょう。

 

プロジェクトなどの場合、なかなか動きが出ないため、成果としては出にくい状態でしょう。しかしその苦境の中に大きなヒントやアイデアがあります。そこにいかに気づけるかが大切。「この状況が、宇宙から与えられた課題なのだとしたら…」と考え、今だからできる事に注目しましょう。

 

逆位置の場合は不満が強くなったり、せっかくの気づきに気づかないために苦境を打開することが出来ません。どうすれば不満や悩みが解消するのか？を悟りの視点で考えてみると良いでしょう。

 

未来を占う時に吊られた男が出た場合の意味

 

未来を占う時に吊られた男が出現した場合、身動きが出来ない状況が訪れる暗示です。その苦境に身を投じる事で、魂を大きく成長させることが出来るでしょう。また、逆位置で出現した場合は、自分本位になってしまうため、気づきやチャンスに気づけないでしょう。

 

 

相手の気持ちに吊られた男が出た場合

 

相手の気持ちに吊られた男が出た場合は、誰かの為に頑張りたい気持ちや、尽くしたい気持ちが高まっています。相手からの積極的なアクションは見込めませんが、「手伝って欲しい」「協力してほしい」などと要請してみると叶えらえる事が多いでしょう。

 

逆位置の場合は、不満が募っている状態です。「自分ばっかり辛い」という気持ちになっていますので、フォローを心がけてあげましょう。

 

吊られた男がよく出現する時は

 

吊られた男が良く出現する時は、大きな気づきの訪れを示します。物事においてはなかなか進展しにくい時ですが、アハ体験や発見、気づきがあなたにもたらされるでしょう。今の状態をしっかりと楽しむように意識をすれば、良い方向へと導かれるはずです。

 

逆位置で出現する場合は、自分本位になってしまっている事への警告となります。今一度気持ちをリセットし、気持ちを新たに頑張ってみましょう。我慢が苦行になってしまっている場合は、一度我慢をやめる修行（つい我慢してしまう事を辞める事）をしてみましょう。大きな発見があるはずです。

 

 

宝良的考察×吊られた男×宇宙×メッセージ

 

吊られた男が出た場合は、「身動きはできない」という状況です。そして、吊られた男の場合は自己犠牲が強いので、「相手や何かの為に動かない。尽くす。」という選択をするのです。なので、一般的なキーワードでも「奉仕・困難・ボランティア・慈愛」というのが多く出てくるのでしょう。

 

したがって、その状況で何か策を講じるとしたら、「その状況だからこそできること」を見つけると良いと思います。  「どんな状態でも必ずヒントや気づきが必ずある」  という事を宇宙のメッセージと共に教えてくれているのが、この吊られた男なのです。視点を変えてみると思えわぬ気づきが得られるでしょう。

 

逆位置の場合

 

逆位置の場合も、自己犠牲の気持ちがあることには変わりありません。ですが、「愛」からの自己犠牲と言うよりは自分本位の気持ちやエゴが強くなります。そのため、キーワード的にも「自分本位・努力しているつもり・片思い・骨折り損」という風になるのでしょう。

 

なのでその場合は、本当は自分はどうしたいのか？と心に問うてみるようにしましょう。そうする事で「自分の本当の気持ち」に気づくはずです。

 

やってあげているつもり、努力しているつもり…それでうまくいかないなら、どこが捻れているかを俯瞰して知ってみましょう。ブロックがあるのなら、それを解消する良いチャンスなのですから。

 

もしもタロットカードが喋ったらシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

～１年後～

 

 

 

 

 

 

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