【2024年決定版】タロットカードの意味を楽しく覚える! 『隠者』編 恋愛、仕事、人物像、人間関係、相手の気持ち、アドバイスを解説
目次
タロットカード 隠者とは
隠者とは、内なる自分をもっと知るために、孤高(俗世を離れて、一人でいることに誇りを持って生きること)を好み、内観をする人間の最高峰的な存在です。洞察力・研究心に溢れた人の象徴でもあります。
一人で考えることの大切さを表してもおるのだ。
どんなに表面的には明るくても、実は一人が好きだったり、一人の時間を大切にする人に良く出るカードじゃよ。
隠者のカードの世界観
自分の世界を大切にし、知識や経験を元に叡知と変えられる人。一人で見つめなければわからない「心の内側」「心の声」に興味を持つ。哲学的なことの象徴です。全ての答えは自分の中にあるということを示唆してもいるカードです。
隠者のカードから読みとれる世界
隠者は左(過去)をランプで照らしているのは、自分の経験を再度見つめて、そこから叡知を見出す為です。俗世間にいると、自分のことを内観することができないことをわかっている為、隠者は一人で山にこもります。
隠者は自分の人生を振り返り「何が最善だったか?」「どうすれば良かったのか?」を常に自分に問うていきます。隠者は孤独なのではなくて、孤高な存在です。孤高でなければ叡知や知識を得ることができないのです。隠者が発見した知識と経験は、人々を照らす道しるべとなります。
隠者が正位置で出た場合の意味
隠者が正位置で出た場合の一般的な意味は
「真実・内観・真理の探究・内省・内向的・一人が好き・答えを探す」
という風になります。
隠者が逆位置で出た場合の意味
そもそもの隠者の世界観は変わりません。「自分の世界を大切にし、知識や経験を元に何かを探求する事」を示します。
ただし、逆位置の場合はその力が正しく発動しません。
- 追求をしすぎて、孤高ではなく、「孤立」する。
- 経験や知識を活かせずに失敗する。
- 頑固・偉そう・人を馬鹿にする…といった態度になる。
- 視野が狭くなる。
- 冷静になれなくなる。
- 偏屈(素直ではなくて、ねじ曲がっていること)になる。
- 一人でいることに、不安になる。
という風になってしまいます。
9と言う数字は、その個人の力が最大になることを示します。
隠者のカードは「過去を探求し、叡智を身につけることで自分の力を最大に活かすことができる」ということを物語っていますが、逆位置の場合は、それらができていないということを示すのです。
隠者が逆位置で出た場合のアドバイス方法
隠者が逆位置で出た場合は
- ひとりよがり(自分だけが良いと思っている・周りが見えていない状態)になっていないか?
- 経験や知識を活かせていない原因は何か?
- 自分が一番偉いと思っていないか?
- きちんと周りを俯瞰することができているか?
- 冷静であるか?
- 素直に人の意見を聞き入れ、それを自分のものとして活かせているか?
- 一人でいる事が恥ずかしいと思っていないか?
などを考えると解決の道が見え、良いアドバイスが見つかるでしょう。
隠者が出たときの人物像、印象、外見
隠者が出た時んお人物像、印象、外見は「落ち着いている人」「大人しい人」「孤高な人」「物静かな人」「まじめな人」となります。逆位置で出た場合はエゴが強ければ「協調性のない人」、不安が強ければ「頑固な人」「一人で考えられない人」「暗い人」「まじめすぎる人」となるでしょう。
恋愛、結婚や復縁を占う時に隠者が出た場合
恋愛や結婚を占う時に隠者が出た場合は、パートナーといるよりも一人の時間を愛しますので、恋愛にはあまり積極的ではないでしょう。結婚している場合は、お互いのパーソナルスペースを大切にした関係を保てそうです。そのスタイルを尊重出来れば、離婚する事なく上手く関係を育めそうです。復縁に対しては興味を持たなくなるでしょう。
逆位置で出た場合の恋愛や結婚・復縁は、自分の事をしっかりと見つめられないため、何度も同じ失敗を繰り返してしまったり、過去から学ぶことを拒否するでしょう。そのため、どちらにせよ良い関係を育むことは難しそうです。そのため、離婚や破局をして孤立する事も考えられるでしょう。
仕事を占う時に隠者が出た場合
仕事を占う時に隠者が出た場合は、職種でいえば「技術者」「研究職」「専門家」などの考える仕事・究める仕事が該当します。また、しっかりと分析して考える事で、良い成果を生み出す事も示唆しているでしょう。逆位置で出現した場合は、適切に考えることが出来ないために、意固地になってしまう暗示です。そのため、周囲から孤立してしまう事も…。
人間関係や相手の気持ちに隠者が出た場合
人間関係や相手の気持ちに隠者が出た場合、相手は一人の時間を愛しているので、そっとしておいてあげると良いでしょう。また、相手が思慮深い人であるという事も示唆しているので、相手のスタイルを尊重してあげると喜んでくれます。逆位置の場合は、殻に閉じこもってしまったり、自分の意見を曲げない可能性が出てきます。とはいえ、今はそうしたい時だと思いますので、それも同じくそっとしておいてあげてくださいね。
未来を占う時に隠者が出た場合の意味
未来を占う時に隠者が出る場合は、過去をしっかりと見つめて内観する事で魂が成長する事を示唆しています。自己啓発の本を読んだり、過去の失敗を叡知に変えてみると良いでしょう。逆位置の場合は、考え方に偏りがある事を示唆しています。どこがどう偏っているのか?答えが出るまで考察してくださいね!
ちなみに私がやっている考察方法は、 一度仮説を立ててみて、それを検証していくような形 でやっています。もしそれで間違っていたら、また本を読んだりネットで調べたりして、新たに仮説を立てて検証…の繰り返しです。自分の答えが出るまで3か月くらいかかる事もありますが、根気よく取り組みます。自分で考える力を育む事はとっても大切なのです。
仮に誰かに聞く時は「あなたはどうしていますか?」という感じで聞く事が多いですね。「どうしたら良いですか?」は、「私の答えを教えてください」と同義になりますよね。それよりも、「その人はどうしているか?」を聞く方が、一つの情報として取り入れることが出来るのではと思うのです。
「全てを相手に委ねてしまう」のと、「相手の情報を自分の答えを見つけるために活用する」のとでは全く違いますし、ネ♪
隠者がよく出現する時は
隠者が良く出現する時は「人間的な魂の成長」を促されている時となります。今の自分に満足することなく、もっと高みを目指してみましょう。また、一人の時間を持って内観をしたり瞑想したりする事で、宇宙の叡知と繋がる事も示唆していますので、是非やってみてくださいね♪
逆位置でよく出現する場合は「はよ、やらんかい!」という事になります。頭を柔らかくして色々な知識を取り入れて、自分に生かしていきましょう!
宝良的考察×隠者×宇宙×メッセージ
隠者は下界で様々な人生経験をした後、やっぱり自分の問題は自分の内側にあるのでは?と気づいてしまった人となります。なので、世俗から離れ、ひとり、心の中を見つめます。
隠者は隠者となる前は、人間社会で過ごしていましたが、そこで色々な摩擦や葛藤を繰り返し、その都度悩み苦しみ「私は一体何を悩み苦しんでいるんだろう?もしかしたらそれは心のあり方が関わっているのではないだろうか?」そうして黙々と考えます。
なのでキーワードとしても「内省・答え・核心・真理の追求」という風になるのでしょう。隠者はひたすら自分の心に自問自答しますので他人からみたら「何を考えているかわからないけど、なんか考えてる人」という風に見えます。しかし隠者にとっては、そんな人の評価はどうでも良いもの。そういう風に割り切り孤高に生きる人・・・それが隠者なのです。
宇宙の法則も、自分の心と向き合うことの大切さを常に訴えています。
「あなたの求める答えはあなたがすでに持っている」と教えてくれているようですね。
個人的にはブッダがイメージに近いです^^
逆位置の場合
逆位置で出た場合は、考えの方向性にズレが出てきます。自分の心の内面に目をやったとしても視点がズレてしまっていたり、人間臭さが残るのです。そのため、本質を見抜くことができません。孤高なはずが孤独になります。
ニュートラルに心の内面を見ることができず、偏見が入ったり、自分の主観が入りすぎる為、物事を正しく見つめることができなくなるのです。キーワードで「現実逃避・劣等感・逃避」などと出てくるのはその為でしょう。
過去の叡智や自分の経験を糧にできない時や、ただの頑固で偏屈者になってしまっている時もよく現れます。
「本当に答えが知りたいのならば、相手や環境のせいにするのはやめて、自分の心に問うてみよ」
と、隠者は語り掛けてくれているように私は感じています。
もしもタロットカードが喋ったらシリーズ
~1か月後~
特に辛い時や悲しい時は、それをプラスに変える為に頑張って見つめてみてください。。自分を見つめることで、どんなこともプラスになっていきますよ(^_-)-☆
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