【恐怖】呪いは本当にあるのか!?タロット占い師が真剣に考察してみた。
これは私の家系による実話です。(多少フェイクを入れています。)
皆さん、呪いって信じますか?本当に呪いってあると思いますか?今、いろんな占いが巷では流行していて、なかには「呪いを代行します!」というのもあるんです。そして、それは意外と人気なようです。
今回は、『呪いは本当にあるのか?』というのを呪いをかけられたと言われる私の実体験から考察してみたいと思います。
目次
末代まで呪われた、母方の家系の話
私の母の先祖の方で、明治とか昭和初期あたりに結構ひどいことをした方がいるそうです。(内容は特定を防ぐため割愛します)
その際に、先祖はお相手から
「この恨み・・・末代まで祟ってやる・・・・・!!!!」
と言われたそうです。
それから月日はたち、そのひどいことをした諸悪の根源である先祖の子どもの曾祖母が子供を8人(男児7人・女児1人)産んだのですが、見事に7人の男児は亡くなり、祖母のみ残ったようです。
祖母へと引き継がれた呪い
生き残ったは祖母は大人になって結婚し、子供を産みました。
ですが、祖母が産んだ子(女児5人・男児2人)も、男児一人は大人になってから消息不明になり、もう一人は小さい頃に亡くなったようです。
この時に生まれた4人の女児の中にいたのが私の母親なのですが、このときの他の姉妹達も大人になり、子供を産みましたが、彼女たちが産んだ男の子は見事に
- 病気などで結婚が難しい状態だったり
- 自死してしまったり
そんな感じで一人も幸せと言われる人生を歩めていない状態が続いてしまいました。
この不幸は本当に呪いのせいなのか?考察してみる。
…見事に男児に何かしらの出来事が起こる我が家系。さて、呪いは本当だとお思いでしょうか?そして、母にも呪いはかかっているのでしょうか?私たちは末代まで祟られているのでしょうか?
曾祖母の場合
まず、発端となった諸悪の根源であるご先祖様の娘、曾祖母の場合からいきます。
曾祖母が生まれた時代は戦争もあり、ろくに食べられるものもなく栄養失調で亡くなる子も多かったようです。この時に亡くなった男児7人は、戦争・事故・栄養失調が重なったものだったそうです。
祖母の場合
一人は赤ちゃんの時に亡くなり、もう一人は大人になってから消息不明となっています。未だに不明のようです。ですが、祖母は大人になってからかなりの虐待などを子供にしてしまう毒親になってしまいました。
毒親とは
子供に虐待をしたり、コントロールしようとしたりなど毒にしかなっていない親のこと
ですので、残された男児は大人になってからもお金などを搾取されるのを恐れて、行方をくらました可能性がかなり高いとみています。
祖母が産んだ4人の女の子の場合
祖母は女の子を4人産んでいますが、娘たちが産んだ子も赤ちゃんのうちにSIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くなったり、大人になってから重症の精神病を患ってしまったり、自死してしまったりしています。
この場合、SIDSは誰のせいでもない事ですが、精神病や自死に関しては子供のころからの受け継がれた虐待や環境が元凶となっている可能性がかなり高く、それによって人格が壊れてしまった可能性も高いと思います。(先天的なものではないため。)
呪いは本当にあると思うか?
ここまでざっと読んでみて、やっぱりあなたは呪いのせいだと思いますか?
たしかに、男児が続けて亡くなったり、生きていても幸せとは言い難い状態だったり、生きられなくなったりなどはしています。上辺だけ見ると呪いのせいだと思うかもしれません。
現に、当事者たちは呪いのせいだと思っていたようです。
でも、本当にそうなのでしょうか?傍から冷静に見ていた私としては、違うと思っています。
呪いは本当にあるかもしれない。けど有効にするか・無効にするかを選ぶ事ができる。
諸悪の根源の先祖はひどいことをしたと思います。恨まれても当然だと思います。
母方の家系は、ソードの5がぴったりだったように感じます。
このソードの5というカードは、自分が有利に立つために相手を陥れ、やりこめた時に出るカードです。自分さえ良ければ相手がどうなってもいいという気持ちを持っていた李、自分のことだけを優先としている人が多かったのは事実です。
しかし曾祖母はとてもまじめな人で、それこそ虐待などとは無縁だったようですが、諸悪の根源の孫である祖母がその特性を受け継いでしまいまったようでした。私には優しいおばあちゃんでしたが、母たちにはブログで書くのが憚られるほどのクレイジーな接し方をしていたようです。
受け継がれた負の連鎖は続きます。母は「自分がやられて嫌だったことは絶対にしない!」という類まれなる強靭な精神力で私を頑張って育ててくれましたが、母の姉達はよろしくありませんでした。
よく一般的に『虐待する親から生まれた子は、自身も虐待をする可能性が高い』と言われます。
私の考えでも、その可能性は高いとは思います。なぜなら、性格や性質、特徴・短所はどうしても似てしまうからです。でも、私達はそれを選ばないという選択もできるのです。虐待は、止められます。
家族は似た者の集まり。
家族といえども別人格ではありますが『性質・性格・特徴・短所』は似ていることがほとんどです。だから知らず知らずに同じ行動をしていることがあるのです。だけど、こと虐待に関しては『それをしないという選択』もあります。
ただ、性質が似ているからこそ『それをしないという選択』は、普通に愛情を受けて育った人よりもハードルが高いのは事実です。その為どうしても流されてしまう人・親と同じ道をたどる人が多いのだと思います。
◇【STOP虐待!】子供が可愛くない・・・子供を虐待しない為に~子育ての深刻な悩みを解決する7つのポイント~
選択こそが、呪いの有効化・無効化を決める。
問題を直視せず、楽な方に流されてしまうとその『呪いの力』が発動してしまいます。
だからこそ、流されずに違う道を切り開くことで『呪いの力』を無効化することができるのではないかと私は考えます。
実際に母にも考えを聞いてみましたが、虐待の道を選ばなかった母や、それを頑張って無効かさせた私達家族も同意見でした。
後天的な精神の病気に関しては私の弟もなってしまいましたが、母と本人の頑張りにより奇跡的な回復を遂げる事が出来ました。
現代の呪いの代行業について
たまに目にする『あなたの嫌いな人を呪います』というのを生業にしている人。そして、その代行業者に頼んでしまう人。
かなり、良くないと思います。
代行業者はもちろんですが、頼んでしまう人も同じ波長となってしまいます。人を呪わば穴二つと言う言葉がありますね。
人を呪わば穴二つとは
他人に害を与えれば、必ず自分にかえってくるものである。
他人を呪い殺せば、自分も相手の恨みの報いを受けて呪い殺され、相手と自分の分で墓穴が二つ必要になることから。
「呪わば」は、動詞「呪う」の未然形に接続助詞「ば」が付いたもので、文語的な表現である。
「人を呪えば穴二つ」とも。
呪いたくなるほど恨んでしまうのは感情として仕方ないとして、それを実行してしまうというのは【闇】を感じます。
喜怒哀楽の『怒・哀』も、とても大切な感情です。ですが、それをしっかりと自分の中で受け止めず相手に投げつける…。これは、虐待と同じ負の連鎖・見えない暴力にしかなりません。
本来感情というものは自分のために昇華するもので、相手や環境のせいにするものではないのです。
呪いの代行業者や、相手に呪われた場合はどうしたらいい?
これは、もう『無効化』するだけで良いと思います。
・呪われるようなことをしたのか?
・思いあたる事はないか?
・日々、きちんと感謝して生きているか?
・揉め事はないか?
・相手の気持ちを軽んじていないか?
など、まずは自分を振り返ってみましょう!
『呪い』って、かなりのエネルギーです。それを向けられるということはきっと何かあるはずです。それをきちんと正しましょう。
・謝るべき相手(家族・親族含め)がいれば、きちんと謝り
・揉め事はきちんと解決する。又は落としどころを見つける。
・相手や環境にきちんと感謝を出来る自分になる。
・自分をしっかりと整え、嘘偽りが無いようにする。
・相手や環境のせいにしない。
・その上で楽しく自分の人生を生きる。
こういう風に日頃から出来ている人は、呪いとは無縁なものなのです。
呪われた場所(心霊スポット)に行ってしまったり、心霊動画の見過ぎで影響を受けた場合
行こうとする時点であまりよろしくないのですが、土足で勝手に侵入してしまったことなどに対してきちんと謝ることは大切です。霊といえども、体が無くて見えないだけで、そこに存在しています。
自分でも勝手に土足で知らない人に家に入られたらすごく怒りますよね。しかも、心霊スポットと呼ばれる所ならなおさらです。
さらに、心霊動画も同じです。見すぎるとエネルギーに支障をきたします。ですので気になる場合は、神社やお寺などでお祓いを受けるのもおすすめです。
呪いは本当にあるのか!? まとめ
人の念・気持ち・感情がある限り、それが『呪い』となることはあると思います。
でもそれを有効化するか無効化するかは自分次第だとも、私は思うのです。
環境や他人のせいにせず、きちんと自分の足で道を切り開くこと。(呪いのせいにする方は、これが出来ない方が本当に多いです。)
また、自分の足で歩くのが困難な人は、ひとまず神社仏閣、霊能者さんを頼って一度クリアにしてもらうのもおすすめです。随分と立ち上がりやすくなります。
人は何度も生まれ変わっている存在です。どんな人でも数々の人生を生きていく中で、人に恨み恨まれ、傷つけ傷つけられ…を繰り返しているものなのです。
だからこそ「今の自分がどう生きるか?」が大切です。そして、どうしても気になるのなら自分を律した上で、原因となった出来事を供養してみるのもいいと思います。
子供のころに虐待されたり辛い経験をすると、そこから脱するのはすごく大変だと思います。でも、 そうしてきた人と同じ道は選ばないという選択や、未来や社会をより良くする選択はできます。 なので、色々な機関やカウンセラー・占い師を頼ってみたり、自分でも行動してみたりすることが何よりも大切です。
自分の家系には呪いがかかっているから、こんなに不幸なのでは…?と思ってしまう方は、ぜひ一つの方法としてご参考にしてくださいね^^
我が家の呪いの後日談
数々の災難に見舞われた私達…。呪いは我が家にも降りかかりました。20代で弟が統合失調症を発症。母は弟を連れて心中をしようとしたくらいです。(※未遂に終わりました。詳しくはこちらの記事を参照)
しかし、私たちはそれぞれのやり方で現実をしっかり見据えて自分と向き合いながら成長し続けて行った結果、今では弟も寛解。結婚もして幸せに過ごしています。(親族の中で幸せに過ごしている男子は弟だけです。)
母方の親族に受け継がれた呪いは「自分の弱さに負け、人を力で無理やりコントロール・支配しようとしたり、自分を見つめず反省しない」「臭いものに蓋をする」という呪いでした。
この呪いを解くのは正直大変でした。
なぜなら、相手(家族)を理解・尊重し認めながら、一人一人が自分を見つめ直さなければならなかったからです。ですが忘れもしない、2020年の夏至の日、呪いは完全に終わりを告げました。
私と母と弟で取り壊し前の祖母宅に訪れた時、窓から中を除いたらそこには祖母と祖父と小さい頃の母、そして曾祖母が笑顔で座っているビジョンが見えたのです。
私は「一家に一人タロット使いを」と言う目標を掲げて活動していますが、これは「一家に一人タロット使いがいれば、悩みや苦しみが生まれた時に身の回りの人達の力になる事が出来るから。」というものから生まれたものです。
この理念は活動を始めてから今まで変わっていませんが、新たに「ご先祖が無礼を働いてしまって、苦しめてしまった人たちがいるならば、その人たちが生まれ変わった時に『生まれて良かった!』と思えるような世の中を用意してあげたい」という志が追加されました。
なので、身体を壊したり何か特別な事情が無い限りはライトワーカーとしての活動を続けていきたいと思っています。
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