【2024年決定版】タロットカードの意味を楽しく覚える! 『月』編 恋愛、仕事、人物像、人間関係、相手の気持ち、アドバイスを解説
目次
タロットカード 月とは
月とは、満ちたりかけたりして次々と形を変えていく心の不安定さを象徴するカードです。同時に感受性の高さも表しています。
月のカードをまず見てみよう!
心の闇をはっきりさせないために起こる、得体の知れない不安や怖さを表すしています。そのため情緒も不安定になりがちです。
月のカードから読みとれる世界
太陽のような、満月のような、三日月のような得体のしれない月を見て、オオカミと犬が吠えています。月からは光のしずくのようなものが落ちています。これの正体はわかりません。犬もオオカミも、怯えています。
その様子を、ザリガニが見ています。ザリガニは、不安の正体を知ろうとしているのでしょうか?犬とオオカミは、ただ吠えるだけで目の前に見えている道を進もうとはしません。
光の雫の正体や道の先にあるものを知るために、ザリガニは犬とオオカミの間をくぐり抜け、道を歩いていこうとします。門をくぐり抜けるまでが、ザリガニにとっての試練となります。門まで行けば、不安の正体がわかるのです。
月が正位置で出た場合の意味
月が正位置で出た場合の一般的な意味は
「曖昧・不安・恐怖・不安定・ウソ・迷い・悩み・悲観」
となります。
月が逆位置で出た場合の意味
そもそもの月の世界観は変わりません。
「心の闇をはっきりさせないために起こる、得体の知れない不安や怖さ」を示します。
ただし、逆位置の場合は、その意味合いが変化します。
- 不安の正体が分かり安心したり
- 不安がなくなったり
- 嘘がバレたり
- 正直になったり
- 直感が研ぎ澄まされていたり
- 進むべき道がはっきりと見えてきます
月が逆位置で出た場合のアドバイス方法
- 不安の正体は何か?
- 何を恐れているのか?
- 嘘やごまかしはないか?
と言うことを考えてみましょう。
月が出た時の人物像、印象、外見
月が出たときの人物像、印象、外見は「ミステリアスな人」「陰のある人」「アンニュイな人」「悩みがある人」という形になります。逆位置で出た場合は「怪しい人」「本心を明かさない人」「問題を明らかにしたくない人」「ネガティブな人」という形になるでしょう。
恋愛、結婚や復縁を占う時に月が出た場合
恋愛や結婚、復縁を占う時に月が出た場合は、関係の進展は難しいでしょう。そのため「不安定」「浮気」「隠し事」「オープンに出来ない関係」「先が見えない」といった形になります。逆位置で出現した場合は「物事がはっきりする/不安の解消」か「問題の先送り」かのどちらかになる可能性が高いでしょう。
仕事を占う時に月が出た場合
仕事を占う時に月が出た場合、「占い師」「カウンセラー」といった直感を活用したお仕事のほか「夜のお仕事」にも適性があります。状態としてみた場合は「先行きが見えない」「情緒不安定」「はっきりしない」となりますので、仕事においての進展は難しいでしょう。
逆位置の場合は、先行きが見えない状態から「光が見えてくる」「心配事の解消」を示す事があります。また、「もっと深みにはまる」事もありますので周りのカードとの兼ね合いをしっかりと読み切ってくださいね!
人間関係や相手の気持ちに月が出た場合
人間関係や相手の気持ちに月が出た場合は、「あなたとの関係をはっきりさせたくない」「不思議な関係だと自覚している」ことの表れでもあります。逆位置の場合は「曖昧にしていた事に対しての結論」が出る兆しです。あなたと言う存在が明確に見えてくるのかもしれませんね。
未来を占う時に月が出た場合の意味
未来を占う時に月が出た場合は、不安や恐れにまつわるナニカの出来事が起こる暗示です。とはいえ、 不安と恐れはじーーっと観察すると消えてなくなるもの なので、その場合は自分の不安と恐れの正体を観察し、分析するようにしてくださいね!思わぬ発見があるはずです。
また、逆位置の場合は「今まで不透明だったこと」についての答えが出る兆し。しかし、もっと混乱する事もありますのでご注意を。
月がよく出現する時は
月がよく出現する時は、心の動きをしっかりと見つめなさいというサインでもあります。霊感や直感というのは誰にでもあるものですが、それを使いこなすためには「その人」のアンテナが要となります。不安や恐れはただの「現象」「反応」です。それをしっかりと見極めていく事で、月のように揺れ動く人生のリズムに乗ることが出来るようになるでしょう。
宝良的考察×月×宇宙×メッセージ
月は、不安や見えないものの象徴です。月のカードが出る時は、大体何かの不安やモヤモヤに包まれている時。なのでキーワードでも「曖昧・不安・不安定・迷い・隠す」などとなります。
「何か悩みがあって、それを解決したいと思うとき」は、現実を直視することでこの不安の状態から抜け出すことができます。ですが、不安は悪者ではないので、その状態が心地よければそこにいても良いのです。
心の不安に向き合えないときがあっても良い。
ずっと吠えて、騒いで、愚痴をばらまいて、怖がっていても良い。
そうそう。よく「不平不満愚痴をずっと言っているのに変わる気がない人」っていますが、その人は吠えていたいんです。愚痴を言っていたいんです。まだ怖がっていたいんです。なのでそういう場合は見守ってあげましょう^^
月の状態を思う存分楽しんだら、そのうち勝手に「もうそろそろ進んでも良いかな?」なんて思うかもしれませんし。
逆位置で出た場合
逆位置で出た場合は 自分の不安と向き合ったり、現実をきちんと直視するときに出てきます。なのでキーワードでは「変化・正直になる・真実・嘘がばれる」となります。
「現実なんて見たくない!」「嫌な思い出をわざわざほじくり返したくない!!!」なんて不安と向き合うことに×をしていた人が、「そろそろ現実を見ても良いカナ。」「不安と向き合っても良いかもな。」なんて、今まで否定していたことに◎(まる)をした時…、初めて道が見えて来ます。
なんだ、そんなに怖がることなんてなかったんだ
隠す必要はなかったんだ
不安になる必要はなかったんだ
というのが腑に落ちてくるんですね。
世の中の不安と感じる事の全ては、得体のしれないものへの不安が原因です。つまり「わからない事に対して勝手に怖がっているだけ」なのです。その事に対して月はいつも 「不安は別に抱いていても良い。不安を抱くことは悪いことではない。悪いと思っているのはただ一人、自分だけなのだよ。」 と教えてくれているのです。
もしもタロットカードが喋ったらシリーズ
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